皆様からお寄せいただいたよくあるご質問と回答集をご用意しています。わからないことがございましたら、お問い合わせの前にまずご覧ください。

トレーニングについて

Q.スパイクが足に合わず、痛がります。 練習中にスパイクは必要ですか?

近年のスパイクは、ひと昔の固いスパイクに比べて足への負担も考え開発されてますが、痛いのであれば無理をして履く必要はありません。新しくてカッコ良いスパイクはモチベーションが上がりますし、トレーニングにも熱が入って相乗効果も期待できます。しかし、スパイクが進化し過ぎたためにマイナスの一面も考えられます。運動に必要な正しいカラダの使い方・動かし方をしなくても、ストップ&ゴーが簡単にできてしまうといった、本来必要な足裏の感覚やバランス感覚をスパイクに頼ってしまう可能性もあります。滑る・転ぶ・踏ん張ることがこの時期には必要です。是非、この機会にスパイクを履かせずトレーニングを行ってみてください。きっと更なる効果と発見が期待できます。

Q.トレーニングにゲームや鬼ごっこを 取り入れるのはなぜですか?

SCDトレーニングの最後には必ずゲーム形式か遊び要素の多い鬼ごっこなどのトレーニングを行います。それは、楽しく無我夢中になって身体を動かしている中での動きこそが、個々が持っている「今の能力」で、それを把握するために行っています。サッカーの指導でM(試合) - T(トレーニング) - M(試合)という基本があります。試合で起きた現象を感じて、トレーニングに落とし込み、試合で試す。この繰り返し作業が重要になるため、SCDでも行っています。良い姿勢を強く意識してできる練習中に限らず、普段の生活や試合の時にも意識せずにトレーニングしたことが自然とできる。これが本当の子どもたちの力です。子どもたちの現在の能力を把握し、次回のトレーニングに活かすためにこのようなトレーニング形式を取り入れています。

Q.腕を使ったトレーニングが 多いのはなぜですか?

最近の子どもたちを見ていると、腕を振らずに動いている様子を見かけます。転ぶ際に、手を出して受け身を取らない子もいる程です。動きの中で腕を振ることは、動きのリズム・テンポを作り、身体のバランスを保ち、背中・腰・臀部といった後ろの筋肉を連動させてパワーを生み出すことができます。腕を上手に使いこなすことで、全身をスムーズに動かすことができます。このような能力を身につけていくために、SCDの練習では腕を大きく伸ばし、投げたり転がしたりといった練習を行っています。腕を使うことを意識させることで、様々な運動へ活かすことができます。

Q.試合・大会の勝敗について、 どのように考えていますか?

スポーツにおいて勝敗はつきものです。勝つために最善の努力をする。そして全力を尽くすことを前提に、現在はその結果に対して左右されない指導を行っています。SCDは決して勝利を目指していないわけではありません。まずは、指導者がスポーツを楽しまずに、子どもたちがのびのびとプレーができる環境づくりはできないと考えています。コーチからの声掛けひとつとっても「何でできないんだ!」「やる気あるのか!」など罵声を浴びさせるような指導では、子どもたちが萎縮してしまいます。無限の可能性があるのにも関わらず、周りの目を気にしながら恐るおそるプレーしていても、失敗を恐れ何事にもチャレンジすることができません。スタッフも子どもたちも負けるために試合や競技会に参加をしているわけではありません。やるからには勝ちたい。勝つから楽しい。子ども自身が自ら考え、行動し、全力でチャレンジした結果であれば、勝敗に関わらず、必ず子どもたちの力となるでしょう。どんどんチャレンジできる環境を提供し、スポーツを通してたくさんの成功、失敗体験を通じて将来ひとりの人間として逞しく育ってほしいと考えています。将来を見据え成長するために、目先の勝利にこだわりすぎるのではなく、今は丈夫な土台を作っていきたいと考え、指導にあたっています。

Q.怪我の予防とトレーニング中の怪我は どうしたら良いですか?

スポーツに怪我はつきものです。怪我には防げる怪我と防げない怪我があります。一度怪我をしてしまうと、身体のコンディションを戻すのに時間を必要とします。また、怪我を恐れ、思い切ったプレーができなくなる恐れもあります。防げる限り、怪我の予防につとめましょう。各ご家庭で健康チェック(睡眠時間、食事、体温測定など)を行い、スポーツを行なえる準備をして練習に臨みましょう。スポーツを行なう際は肌の露出を減らし、サッカーの場合はすね当て、ソックスは必ず装着し練習を行ないましょう。SCD内では保険の加入を入会翌月の初旬に行います。入会月での事故は各ご家庭内加入での保険対応になりますので、各ご家庭内で必ずスポーツ事故に対応できる保険にご加入ください。万が一練習中に怪我が起きた場合には、怪我の大小に関わらず病院にて診察を受けてください。初診終了後、SCD内で加入しております保険(SCDから保険会社へ連絡させて頂きます)にて対応させて頂きます。連絡に必要な病院名と診断結果(怪我の名称、箇所、全治)をスタッフにお伝え下さい。また、通院中に頂いた領収書はすべて保存しておいてください。保険会社連絡後、SCD宛に保険会社より請求書類が届きますので、スタッフより用紙を受け取り、完治後に必要事項全てに記入し、保険会社へ送付ください。また、事故内容によっては保険金のお支払いが必ずしもできるとは限りません。保険会社様の判断になりますので、ご了承下さい。また、SCDでは提携しているスポーツドクターがいますので、身体に異変等ございましたらお気軽に相談ください。